2015年09月20日

認知的不協和の話のつづき






自分の親が間違っているとは小さな子どもは考えられません。



たとえば、親から心的虐待=モラル・ハラスメントを繰り返し受けた子どもは、その行為を虐待だとは思わないようにして過ごします。

毎日、毎日、そのストレスに耐えている子どもからすれば、親からのモラル・ハラスメント行為はいじめではありません。

親のひどい仕打ちは、親が自分のために与える試練だと考えるしかないからです。

ゆえに、学校の仲間をいじめる行為は、仲間のために試練を与えている行為であると彼・彼女のこころの中で変換されてしまうこともありえるのです。

もしそれがいじめであると考えてしまったら、親が自分にする仕打ちもいじめだということになってしまうからです。

認知的不協和を低減させるため、子は自分を虐待する親のことを愛そうとします。
自分の親は間違っていないと思い込もうとします。

親なのに子をいたぶるという矛盾。
こんな悲しい認知的不協和があるでしょうか?



もう一度、フェスティンガーによる認知的不協和の仮説(命題)について書かれたものをお読みください。




不協和の存在は、その不協和を低減させるか除去するために、なんらかの圧力を起こす。
つまり、複数(通常は二つ)の要素の間に不協和が存在する場合、一方の要素を変化させることによって不協和な状態を低減または除去することができる。
不協和を低減させる圧力の強弱は、不協和の大きさの関数である。
つまり、認知的不協和の度合いが大きければ、不協和を低減させる圧力はその度合いに応じて大きくなる。

































  


Posted by anti-moral harassment project  at 20:47

2015年09月20日

認知的不協和といじめ、モラル・ハラスメント





いじめ、虐待、モラル・ハラスメントにおいて、被害の渦中にある被害者の心理を説明するにあたっては、まずこの理論を知る必要があるでしょう。




認知的不協和

認知的不協和(にんちてきふきょうわ、英: cognitive dissonance)とは、人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態、またそのときに覚える不快感を表す社会心理学用語。アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された。人はこれを解消するために、自身の態度や行動を変更すると考えられている。




フェスティンガーによる認知的不協和の仮説(命題)

不協和の存在は、その不協和を低減させるか除去するために、なんらかの圧力を起こす。
つまり、複数(通常は二つ)の要素の間に不協和が存在する場合、一方の要素を変化させることによって不協和な状態を低減または除去することができる。
不協和を低減させる圧力の強弱は、不協和の大きさの関数である。
つまり、認知的不協和の度合いが大きければ、不協和を低減させる圧力はその度合いに応じて大きくなる。


(wikipedia より抜粋)



















































































  


Posted by anti-moral harassment project  at 00:45

2015年09月18日

【いじめとハラスメントを語り考えるミーティング 2015 足助】

ご案内


〜 山里センチメンツ が主催するテーマ・コミュニティー・ミーティング#4 〜
【いじめとハラスメントを語り考えるミーティング 2015 足助】
を10/30(金)に開催することになりました。
今回は豊田市青少年相談センター(パルクとよた)より講師をお招きし、本年4月に発表されたばかりの『豊田市いじめ防止基本方針』を、いじめの予防的アプローチのヒントにすべく皆で学びます。

このミーティングはお住いの地域に関係なくどなたでも参加できます。
私たちは、いじめとハラスメントの予防をテーマとした地域を越えたひとの集まり(テーマ・コミュニティー)を作りたいと考えているからです。
お気軽にぜひご参加下さい。

またお知り合い、ご友人にご紹介いただけると幸いです。
よろしくお願い申し上げます。


Illustrated by 原明あさの HARAMYO Asano( http://art-watage.com/haramyo/



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【いじめとハラスメントを語り考えるミーティング 2015 足助】



◆日時
2015年10月30日 (金曜日) 10:00 ~12:00
(開場/受付 9:00 より)

◆ 場 所
足助病院 南棟 1F 講義室 〒444-2351 愛知県豊田市岩神町仲田 20 番地

◆ 主 催
山里センチメンツ
(代表 安藤 順)

◆ 協 力
三河中山間地域で安心して暮らし続けるための健康ネットワーク研究会
(会長 足助病院院長 早川富博氏)

◆参加費
資料代としておひとり100円

◆参加申し込み
下記のいずれかにEメールまたはファックスを送って予約してください。
人数、お名前等をご記入ください。
(担当:安藤)

併せて、テーマに関係したコメントを書いていただいても構いません。
またお問い合わせも下記をご利用下さい。

Eメール
anti.moral.harassment.project@gmail.com
yamazatosentiments@gmail.com

FAX
050 3156 7295

◆スケジュール詳細
9:00
開場、受付開始
10:00〜10:15
◯あいさつ・趣旨説明 / 山里センチメンツ代表 安藤 順
10:15 〜10:45
◯豊田市いじめ防止基本方針についてのおはなし / 青少年相談センター(パルクとよた)指導主事 鈴木京子さん
10:45〜11:00
◯質疑応答
11:00〜11:50
◯座談会〜フリーディスカッション:いじめ予防にあたり私たちに何ができるか、などについて〜
11:50〜12:00
◯まとめ


*本件に関するブログ記事はこちら。

Ameba
http://s.ameblo.jp/a-mh-project/entry-12066771440.html

Yahoo
http://blogs.yahoo.co.jp/anti_moral_harassment_project/13870596.html

excite
http://amhproject.exblog.jp/24411261/

goo
http://blog.goo.ne.jp/a-mh-project/e/9f447995388e524bcf455af4fe9f5bf0

Boo-log(ローカルブログ)
http://antimoralharassmentproject.boo-log.com

http://yamazatosentiments.boo-log.com

http://hyakuyobako.boo-log.com/e332123.html










































  


Posted by anti-moral harassment project  at 01:43学習会講演会

2015年09月04日

パルクとよた公開セミナー


*上の写真は2009年に旅行したフィンランドで撮影したものです。






9月25日(金)午後6時30分 から 午後8時 に行われる、パルクとよた公開セミナーは

「北欧における『いじめ』対応と『いじめ防止プログラム』の特色 -日本のいじめ政策と比較して-」

と題して、愛知教育大学 教育行政学 教授 松原信継さんがおはなしをされるそうです。


貴重な講演になると想像します。
私たちも参加します。


http://www.city.toyota.aichi.jp/s/event/kouza/1005494.html








































  


Posted by anti-moral harassment project  at 15:25講演会いじめ

2015年09月03日

パルクとよたへ






今日はパルクとよたにお邪魔しました。

ひとつ前の記事に書いたミーティングの講師を、パルクとよたこと豊田市青少年相談センターの指導主事の方に先日お願いして快諾いただき、今日が最初の打ち合わせとなりました。


指導主事の方は養護教諭として長年教育現場にいらっしゃった経験豊富な方でしたので、深くてリアルな話も多々できました。
現実から乖離しない中身の濃い学習会になりそうです。

ミーティングのプログラムについてもお知恵をいただけたので、いちばん最初のフライヤー(チラシ)に記したプログラムから少し変わります。
新しいフライヤーが出来次第、アップしますね。

しっかり丁寧に準備して、何とか良い集まりにしたいなと思います。^_^


なお共通の知人としてミーティング会場をお借りする足助病院の院長、早川先生の話題に花が咲きました。^_^


































  


Posted by anti-moral harassment project  at 19:45学習会いじめ